分厚い年金世代は過保護でなければならない
- 2024/06/23 20:27
- カテゴリー:雑感
国立社会保障・人口問題研究所が発表している利用率の高い人口推計を落としてみたが、人口減少を止めるとか言う段階では無い事が良く分かります。子を産む母数が減っていますので。
推計の事はさておきなので、グラフの通り、65歳以上の高齢者群が増加の一途をたどるわけです。そこそこの健康を維持頂き、出来る事なら長生きして頂きたいです。私も、後10年も経てば仲間入りですし、出来れば長生きしてみたいものです。
46年先まで推計しており、流石にこの時点ではこの世にいません。。
現在の1億2千60万人から、46年後には8千690万人となるそうな。
▲3910万人となるそうな。
46年後でっせ!マジかい!・・・
とりあえず北から南下して合計値が近似値に達するまで足しこんでみたら、千葉迄来てもまだ足りない程に、この世から日本人が消えるのですよ。
道県 | 2020年 | 単位 |
北海道 | 5224614 | 人 |
青森県 | 1237984 | 人 |
岩手県 | 1210534 | 人 |
宮城県 | 2301996 | 人 |
秋田県 | 959502 | 人 |
山形県 | 1068027 | 人 |
福島県 | 1833152 | 人 |
茨城県 | 2867009 | 人 |
栃木県 | 1933146 | 人 |
群馬県 | 1939110 | 人 |
埼玉県 | 7344765 | 人 |
千葉県 | 6284480 | 人 |
合計 | 34204319 | 人 |
スゲェ~なぁ~!!!。。。。
信じがたいが、一旦そうなると言う事ですから。
「生産性向上あるのみ!!」は、一旦置いて、その向上の為の投資を臆することなく出来ちゃう需要を作り出す為にも、高齢者への手厚い年金支給が絶対に必要です。
格差無く、平等に支給される額は、家賃、光熱費が払えて、不安の無い可処分所得が残るように、一人、月30万程度が望ましいと思う。10万円以下は論外だ。
生産年齢人口へ、所得を発生させる層は何処か?。
同じ生産年齢層は、2050年には52.9%と想定されているが、このパイを奪い合うばかりでは能が無い。当然、37.1%を占める高齢者層が、圧倒的なターゲットだよね。
ここを取れるか取れないかでは雲泥の差だよね。医療介護分野は当然だけど。
赤帯の総人口をデリートして、三層を際立たせました。後十年後、高齢者層の比率が32.3%に達するが、如何にしてこの層に支出させるかです。
ほぼほぼお世話になる医療に於いては、100%国負担で良いのですよ。
だって、そっちに需要の大部分が流れたら、他の産業に旨味が無いじゃないですか。
だからこそ、そっちは国が全額負担すれば良いのです。高齢者層の不安も消えるし悪い事一つも無いですよね。
で、高齢者層は、その他の物、サービスへの支出に回せるようになりますから、現役世代の所得は凄まじく増える事でしょう。規模の大小はどうしてもありすが、小の方でも、超絶不満が出るような事にはならないと思うのだが。。
貨幣観の無い偉い人達に任せていると、確実に国民は困窮し続けますから、少しずつでもまともな政治家を送り込み、勢力を拡大してもらい、国民側の供給能力が許す範囲に於いて普通に国庫債券を発行し、政府支出を行い、満期が来れば、未来永劫借換で宜しいのです。