米不足記事がちらほら
- 2024/06/12 20:12
- カテゴリー:雑感
米不足記事がちらほら。
事実は、鈴木宣弘先生の記事が一番正しいです。
記事とは関係ないですが、統計を貼っておきます。
作付け面積は1242000ヘクタールですから、ほぼ新潟県の大きさでしかない。
山が国土の70%近くを占める国土ですから、そりゃ貴重な田んぼなんですよ。
収穫量は、2008年は865万tであったのが、2023年には661万tまで減りました。更に減る事が確実です。農業従事者の高齢化に於いては後数年以内に未継承のまま放棄地となるか・・・。放棄地となったら、復活されるのに数年を必要とするそうです。ハイ今日から使えますなんてことあり得ないそうです。
ことさら大袈裟に表現したいわけではなく、落としたデータをグラフ化したらこうなるのです。
農業、酪農全てに於いて、儲かる産業にする事が一番大切ですよね。
100%生産保障は必須です。天候不順で赤字は、この産業に於いては絶対にあってはならない。常に、過剰生産の状態を保ち続ける事が食の安全保障ですよね。
鈴木宣弘先生の書籍を読めば、全ての事実が理解出来ます。
是非とも読んで頂きたいです。
マスコミの報道は事実を言いませんから、特にテレビ報道は先ず信じてはいけない時代となりましたよ。
因みに、2008年と比較致しまして、作付け面積が▲354000haですから、
島根県とほぼ同じ面積の田んぼが消えたと同じ事が起こっています。
継承者が達者な内に、産業として、国防として、日本政府の出番なのですが、
現状、"だめだこりゃ"ですから、一旦、飢えないと、国民は覚醒しないのかもしれません。って考えてしまう程度に、非常に宜しくない方向に突き進んでいますね。