2024年バイク販売推移
排気量二分割で見た推移。
直近22年をピークに下落中。せめて横這いを維持したかったところでしょうが、購買力の低下と言わざるを得ない。勿論個別機種で前年比を上回った商品もあるだろうが、所詮全体を押し上げるほどの数量には至っていない事は明らかですよね。
50ccバイクの新規生産が止まりますが、これが起因していのだろうか?。
とんでもない。50ccバクの出荷台数は1997年をピークに、凄まじい勢いで減り続けて来たのですね。ユーザーが125ccへ移行しのか?と言うわけでもなく、ただひたすらにその需要が消えて行ったようです。そして125ccとて、全然伸びていない。125ccは好調だと読んだか聞いた事があるが、どこかの単月の話か?。
いずれにせよ、国内の購買力が非常に脆弱であり、この状態が四半世紀以上続いているのです。
中古車市場はどうなのだろうか?新車よりは安く手に入るので、もしかしたら、こちらの市場がましなのか?
何の事は無い。こちらも同じです。どこを切り取っても、最悪です。
1997年以下の水準って事です。
因みに車もご覧の通り。
国民に購買力が無い。
売り上げを伸ばす、販売台数を増やす事に対して、業界の対策、ましてや一企業の対策など無策に等しと言う事です。私達国民の可処分所得を増やす政策が実行され、中長期計画的に政府の投資が継続される事をコミットメントされれば、一気に回復に向かいます。
とりあえずは、可処分所得を増やす事、即ち、減税一択です。